FAQ

防護服に関してよくあるご質問にお答えします。

Q 全ての状況と危険性に対応できる防護服はありますか?
A ありません。性能データに基づいて適切な防護服を選んでください。

防護服を選ぶ際には、作業現場で対面する可能性のある危険物質の性質をよく把握することが重要です。例えば化学物質であれば、耐透過データを用いて、どの防護服が最も適しているかを判断します。全てのリスク(危険物質・状況)とニーズ(作業性の良さ)に対応できる防護服はありません。アゼアス株式会社は化学防護服のトータルソリューションサプライヤーとして、幅広い製品ラインナップの中から最も適切な防護服をお客様へ提案し、作業中の安全を達成するために全力でサポートします。

Q 防護服は使い回し(リユース)することができますか?
A お勧めしません。場合によっては危険を伴います。

一度使用した防護服は、作業した環境で付着した物質で汚染されています。これをもう一度着用しようとすると、服に付着していた危険物質が飛散し、着用者が吸引してしまうという危険性が考えられます。
また、汚染された防護服を保管する際に、汚染除去できなかった危険物質が周囲の環境を汚染するという二次汚染の発生も考えられます。そのため、アゼアス株式会社では使い切り型の防護服をご提案しています。

Q 使用済みの防護服はどのように廃棄すればよいでしょうか?
A 防護服に付着した汚染物質に準じた方法で廃棄しましょう。

作業に使った防護服には、油汚れ、有害粉塵、アスベスト、酸、アルカリ、血液などの汚染物質が付着していることがあります。このような汚染物質は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の中で特別な処理方法が決められています。国および各自治体の取り決めに従って処理してください。

参考:廃棄物の区分(環境省&文部科学省資料より)

  • ※1 燃えがら、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性 残さ、動物性固形不要物、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、がれき類、動物のふん尿、動物の死体、ばいじん、これらの廃棄物を処分するために処理したもの。
  • ※2 爆発性、毒性、感染性があるもの。